「記事を自分で書くのが大変。代わりに誰か書いてくれないかな?」
ブログ運営者なら、こう思ったことがあるのも一度や二度じゃないはずです。
かくいう僕もその1人で2018年から外注化を進め、現在では7名ほどの外注さんとお仕事を進めています。
そんな経験も踏まえ、このページではアフィリエイト記事の外注化についてお話します。
アフィリエイト記事の外注化について
外注化を進め早1年以上が経過しましたが、結論から言うと外注化して良かったなと感じています。
もちろんメリットばかりではありませんが、自分以外の人間に働いてもらうことで自分の時間を確保できるメリットの大きさは計りしれません。
社長がせっせと忙しそうに事務作業をしている会社がないように、ある程度の収入が上がるようになれば人に任せられることは人に任し、僕たちは自分にしかできないことに時間を使うべきです。
ですが、外注化の際にみなさん大きな間違いを犯してしまいます。
ブログ運営は記事を書くことが目的ではなく、読者さんに価値あるコンテンツを提供しブログのファンになってもらうことが目的です。
その中で商品・サービスを購入してもらい僕たちの報酬が発生します。
記事を読んでくれる読者さんがいて、それにより僕たちブログ運営者の報酬が発生する。
記事を外注化する際、ここをついつい忘れてしまう人が多くいます。
外注化を進めた際、「記事は投稿できているか?」という視点ではなく、「ブログに来てくれた読者さんに本当に価値を提供できているか?」という視点でブログを見直してみてください。
記事外注化のメリット
記事外注のメリットは大きく3つあります。
時間をお金で買える
記事を外注化するということは、いわば自分が使える時間をお金で買っているのと同義です。
歩く時間がもったいないからタクシーを使うのと同じように、外注さんを上手に利用することで自分の時間が大きく増えます。
自分にはない知識や経験を活かせる
僕が外注化を進めて感じた1番大きなメリットがこれです。
当たり前ですが、外注さんは自分とは全く違う人生を送ってきています。
- どんな趣味を楽しんできたのか?
- 他人に負けない特技はなにか?
- 人生における大失敗はなにか?
- 世間の人に知ってほしいことは何か?
etc…
と言ったように、あなたと共通している部分のほうが圧倒的に少ないことでしょう。
外注化では、そんな自分とは全く違う人生を送ってきた人の知識・経験をそのまま活かすことができるんです。
これがどんなにスゴイことかお分かりいただけますか?
その知識・経験を得るのに何年もかかったものを、多少のお金さえ払えば自分のブログの記事にしてもらうことができるんです。
さらに、その記事から発生した報酬を外注さんに印税として払う必要も当然ありません。
こんなに費用対効果の高い投資はめったにありませんよね。
なので、最も理想的な外注化の形は、外注さんの知識・経験を活かした記事作成が行える環境づくりにあると言えます。
自分が書いてほしいジャンルや記事・見出しを押し付けるのではなく、外注さんの知識・経験が生きるジャンルの中から、外注さんと意見を出し合いブログを作っていく。
そんな形を作ることができれば、薄っぺらい記事が集まったブログではなく、本当に価値あるコンテンツが集まったブログが出来上がると思いませんか?
人と人との縁が生まれる
ブログを「収入を得る手段」としか見ていない人は当ブログの読者さんにはいないと思いますが、外注化を行うことで新たな人と人との縁が生まれます。
自分1人で記事を書いているうちは、あなた(ブログ運営者)と読者さんの2者しかいません。
しかし、そこに外注さんが入ることで、ブログ運営に「外注さん」という新たな一枠が生まれ、そこから新たな縁も生まれます。
僕はこういう人間ですので、たとえネット上であっても人と人との繋がりを大切にしたくなってしまいます。
ここは賛否両論あるかもしれませんが、僕はブログ運営者と外注さんは二人三脚だと思っています。
単なるクライアントとライターという関係ではなく、同じ目的に向かって苦楽を共にする大切な仲間だと感じ、アクセスが上がったら一緒に喜ぶ、思うように読者さんを誘導できなければ一緒に頭を悩ませる。
こういった繋がりは、1人でパソコンに向かう僕たちにとって大きな支えとなるはずです。
記事外注化のデメリット
記事外注には3つのデメリットもあります。
お金がかかる
外注化にはどうしてもお金がかかってしまいます。
文字単価は利用するジャンルやライターさんによって様々ですが、1文字1円~という単価が一般的ですね。
つまり、2,000文字の記事を1つお願いするには2,000円の経費が必要だということです。
毎日2,000文字の記事を欠かさず投稿するなら、月に60,000円が必要な計算です。
なかなか勇気のいる金額ですよね。
僕は独自のやり方でライターさんを募集していますので、1文字0.2円~0.25円にてお願いしています。
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外注さんの育成に時間と労力がかかる
契約する外注さんによりますが、外注費用を抑えたいならどうしても外注さんの育成が必要です。
1文字あたりの依頼文字単価が高いから質の高い記事を書いてくれると言うわけではありませんが、やはりある程度は文字単価と記事の質は比例します。
1文字3円~といった高単価な外注さんを雇える人はいいですが、そうでない人は低単価な外注さんを探して、きちんと育成しなければいけません。
- 見出しにはキーワードを入れてね
- タイトルではキーワードを左端に寄せてね
- 本文内にベネフィット(読者さんが得られる未来)もちゃんと入れてね
etc…
と言った具合に、外注さん自身が記事作成に必要なことを分かっていないことは往々にしてあります。
そういった時間・労力はどうしても少なからず発生してしまうものです。
突然姿を消す可能性も
外注化を進めていると、必ず1度はこういった事態が発生します。
音信不通、転職、結婚、出産、など外注さんが仕事を辞めてしまう理由は様々です。
こんなときに困るのが、その外注さんでなければ作れないブログを作っていたときです。
運良く他の外注さんが見つかればいいですが、そういった人が見つかる保証はどこにもありません。
そのため、その人しか作れないブログを作る際には、予めそのブログが完成してから報酬を支払うように話を進めておきましょう。
こんなブログ運営者に外注化はまだ早い
ここまで外注化のメリット・デメリットを見てきましたが、以下のような人にはまだ外注化は早いと感じます。
- ブログ運営のノウハウが確立していない人
- ブログから外注費がまかなえるほど安定的な収益が発生していない人
どちらかに該当する人は、まだまだ自分1人の力でブログを運営していくべきです。
ここで外注さんに頼ってしまうと、外注費がかかるばかりで収益がついてきません。
記事更新を大変に感じるかもしれませんが、ここで努力した結果はきっと未来のあなたを豊かにします。
周りの誘惑に負けず、1日1記事更新を目標にもう少し頑張ってみましょう。
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