WordPress.orgへの移行をWordPress.comからスムーズに行う手順とポイント|初心者でも安心の完全ガイドと失敗しない注意点

ノートパソコンの画面にアナリティクスダッシュボードが表示されているビジネス環境 サーバー

「WordPress.comからWordPress.orgへ移行したいけれど、具体的な手順や注意点が分からず不安…」と感じていませんか?

せっかく作り上げたサイトだからこそ、移行時のトラブルやSEOへの影響は避けたいものです。

本記事では、WordPress.comからWordPress.orgへの移行を成功させるための具体的なフローから、よくある失敗例、移行後に注意すべきポイントまでを網羅的に解説します。

安心して移行作業に取り組み、より自由なサイト運営を実現したい方は、ぜひ続きをご覧ください。

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WordPress.comからWordPress.orgへの移行手順と必要な準備

白いデスクでノートパソコンを操作している手元と観葉植物のシンプルな作業スペース

WordPress.comからWordPress.orgへ移行することで、より自由なカスタマイズやプラグインの利用が可能になります。

スムーズな移行を行うため、手順ごとに必要な作業をしっかり確認しながら進めることが大切です。

移行前のバックアップ

移行作業を始める前に、現在のWordPress.comサイトのバックアップを必ず取っておきましょう。

バックアップをしておくことで、万が一移行中にデータが消失した場合でも、簡単に元の状態に戻すことができます。

WordPress.comでは、管理画面からエクスポート機能を使ってデータのバックアップが行なえます。

独自ドメインの取得と設定

WordPress.orgでサイトを運営するには独自ドメインが必要です。

ドメインはドメイン登録サービスやレンタルサーバー会社で取得できます。

取得後は、ドメインのネームサーバー設定を新しいサーバーに向けて変更しましょう。

  • 好みのドメイン名を選ぶ
  • 信頼できるサービスでドメインを購入する
  • ネームサーバー情報をサーバー会社指定のものに設定する

レンタルサーバーの選定と契約

WordPress.orgでは自分でサーバーを用意する必要があります。

レンタルサーバーは機能や料金、サポート体制などを比較して選びましょう。

サーバー名 月額料金 主な特徴
エックスサーバー 約1,000円 安定・高性能、初心者にも人気
さくらのレンタルサーバ 約500円 コスパ重視、長期運用向き
ロリポップ! 約500円 手軽に始めやすい

サーバーに申し込んだら、管理画面からドメインとサーバーの紐付けを行ってください。

WordPress.orgのインストール

レンタルサーバーのコントロールパネルからWordPressのインストールを行います。

多くのサーバーでは「簡単インストール」機能があるため、手順通りに操作すれば数分で完了します。

インストール後にログインして、サイトの初期設定を済ませておきましょう。

WordPress.comからデータのエクスポート

WordPress.comの管理画面から「ツール」→「エクスポート」を選び、全てのコンテンツをエクスポートします。

記事や固定ページ、メディアファイルなどが含まれたXMLファイルをダウンロードしてください。

必要に応じて複数回ダウンロードしておきましょう。

WordPress.orgへのデータインポート

WordPress.orgの管理画面にログインし、「ツール」→「インポート」から「WordPress」を選択します。

先ほどダウンロードしたXMLファイルをアップロードしてデータを取り込みます。

メディアファイルの添付など、オプションがあればチェックして実行します。

インポートが終了したら投稿やページが正しく反映されているか確認してください。

画像やリンクの修正

移行後は画像のパスや内部リンクが正しく表示されているかチェックしましょう。

場合によっては、リンク先が古いWordPress.comのURLになっていることがあります。

必要に応じて記事内のURLを修正したり、画像が正しく表示されるよう設定を変更します。

リダイレクト設定

旧WordPress.comサイトから新WordPress.orgサイトへアクセスを自動的に移せるよう、リダイレクト設定を行います。

WordPress.comには「サイトリダイレクト」有料オプションが用意されていますので、必要に応じて活用しましょう。

リダイレクトを適切に設定することで、SEO評価やアクセスを引き継ぎやすくなります。

移行後の動作確認

すべての作業が終わったら、サイトのデザインや機能、リンク切れがないか細かくチェックしましょう。

表示の崩れやエラー、画像の表示ミスなどがないか一通り確認しておくことが大切です。

問題が見つかった場合は、都度修正して本格運用に備えてください。

WordPress.comからWordPress.orgへ移行する際の注意点

日差しの入る窓際でノートパソコンを操作する女性とデスク上のノートとペン

WordPress.comからWordPress.orgに移行する作業は簡単なようで、いくつか気をつけるべきポイントがあります。

スムーズな移行を行うためにも、要点を押さえて手順を進めていきましょう。

有料プランの利用期間確認

WordPress.comでは有料プランを契約している場合があります。

移行前に契約期間や自動更新の有無を必ず確認しましょう。

解約せずに放置すると、不要な支払いが発生するリスクがあります。

移行後にサービスが自動で解除されるわけではないため、自身でプランの解約手続きを忘れないよう注意しましょう。

また、ドメインをWordPress.comで購入している場合、そのドメインの契約も忘れずにチェックしましょう。

  • 有料サービスの期限日確認
  • 自動更新の解除
  • 独自ドメインの移管やDNS設定の準備

SEOへの影響

WordPress.comからWordPress.orgへの移行時、SEOへの影響も十分考慮する必要があります。

正しいリダイレクト設定を施さないと、これまでの検索順位やトラフィックを失ってしまう場合があります。

特に「Site Redirect」などの機能をWordPress.com上で有効活用することが大切です。

また、Google Search Consoleを活用して、サイトの引っ越しをGoogleに通知しましょう。

移行時のSEO対策 重要度
リダイレクトの設定
Search Consoleでサイト移転手続き
サイトマップの提出
内部リンクのチェック

SEO効果を維持するためにも、これらの作業は欠かさず行いましょう。

パーマリンク設定の統一

移行前後でパーマリンク設定が変わってしまうと、コンテンツのURLが変わりアクセスできなくなる恐れがあります。

WordPress.comとWordPress.orgのパーマリンク設定が一致しているか、移行前に確認しましょう。

もし設定に違いがあれば、WordPress.org側でできる限り同じ形式に調整します。

パーマリンクが統一されていれば、リダイレクト作業もスムーズになり、SEOにも良い影響を与えます。

プラグインとテーマの互換性

WordPress.orgへ移行することで、自由にプラグインとテーマを選んで使えるようになります。

ただし、WordPress.comで使っていたテーマや機能がWordPress.orgでもそのまま利用できるとは限らないため注意が必要です。

事前に使いたいプラグインやテーマがWordPress.orgに対応しているか調べておきましょう。

特に、カスタマイズしたデザインや小さな機能は、別途設定や再インストールが必要になるケースもあります。

安心して使い続けられるよう、互換性のチェックを行ってから移行作業を実施しましょう。

WordPress.comとWordPress.orgの移行で発生しやすいトラブル事例

WordPressの投稿一覧画面を表示しているノートパソコンのクローズアップ

WordPress.comからWordPress.orgへの移行は、一見シンプルに見えますが、実際には様々なトラブルが発生しやすい作業です。

スムーズな移行を実現するためには、よくある問題や注意点を把握しておくことがとても大切です。

ここでは、移行の際に多くのユーザーが直面しやすいトラブル事例について解説します。

データインポート時のエラー

WordPress.comからエクスポートしたデータを、WordPress.org側へインポートする際にエラーが発生することがあります。

特に大量の記事やページ、メディアファイルを抱えている場合、アップロード制限やファイルサイズオーバーなどの理由でインポートが途中で止まってしまうケースが多いです。

また、利用しているプラグインやテーマによっては、特定のカスタムフィールドや投稿タイプが適切に移行されず、レイアウトや機能に不具合が出ることもあります。

インポートエラーを防ぐためにも、移行前に不要なデータの整理や、分割エクスポートなどの対策を講じると安心です。

発生しやすいエラー 主な原因 対処法
500エラー サーバー負荷・タイムアウト ファイルを分割してインポート
「添付ファイルが見つかりません」 メディアファイルの移行漏れ メディアファイルを個別にアップロード
文字化け 文字コードの不一致 UTF-8形式で再エクスポート

画像リンク切れ

移行作業で特に多いトラブルが画像リンクの切れです。

WordPress.com上で掲載していた画像は、エクスポート・インポート作業の過程で正しく移行できないことがあります。

その結果、新しいWordPress.orgサイト上で画像が表示されず、リンク切れのアイコンが表示されてしまうことがよくあります。

また、画像のフォルダ構成やURL構造がWordPress.comとWordPress.orgで異なるため、自動でパスが書き換えられないことも原因のひとつです。

  • エクスポートデータに画像自体が含まれていない
  • 画像のURLが外部サイトのままになっている
  • メディアファイルのインポート時にエラーが発生した

このような場合は、メディアファイルを別途ダウンロード・アップロードする作業や、URLの一括変換が必要になります。

URLの書き換えミス

移行後のブログ記事や固定ページには、内部リンクや画像リンクなど様々なURLが含まれています。

WordPress.comとWordPress.orgでは一般的にドメインが変更になるため、サイト内で使われているURLの書き換えが必要です。

書き換え作業を忘れてしまったり、範囲設定を誤ったりすると、ページが404エラーになったり、画像やリンクが機能しなくなります。

特に、記事数が多いサイトでは手動での修正が大変なので、専用のプラグインやSQL検索置換など、効率的な方法を利用すると良いでしょう。

リダイレクト設定漏れ

移行後、古いWordPress.comのURLにアクセスしたユーザーが、新しいWordPress.orgサイトに自動的に転送されない状態になることがあります。

このリダイレクト設定漏れは、既存の読者の混乱やアクセス数の減少、さらにはSEOにも大きな影響を及ぼします。

リダイレクトを適切に設定しておけば、旧URLから新URLに自動で誘導でき、サイトの評価も維持しやすくなります。

また、301リダイレクトと302リダイレクトの違いを理解し、サイトの状況に合わせて正しい方法を選択しましょう。

WordPress.comからWordPress.orgへ移行後に行うべき作業

ノートパソコンでプレゼンテーション資料を作成する男性の手元のクローズアップ

WordPress.comからWordPress.orgへ移行が完了した後も、いくつか重要な初期設定や見直し作業が必要です。

これらの作業をしっかり行うことで、サイト運営がよりスムーズになり、トラブルも防ぐことができます。

SSLの再設定

WordPress.orgの独自サーバーでは、SSL証明書の設定が必須です。

移行前にSSL対応していた場合でも、新しいサーバー側でSSLの設定をやり直す必要があります。

契約しているレンタルサーバーの管理画面から無料SSLを有効にしたり、必要に応じて有料SSLを導入してください。

設定後は、httpからhttpsにリダイレクトされるかを確認し、不具合がないかをチェックしましょう。

  • サーバーコントロールパネルでSSL証明書を有効化
  • WordPressの一般設定でアドレスがhttpsから始まっているか確認
  • Search and Replaceプラグインで記事内リンクを一括置換

Googleアナリティクスの設定変更

WordPress.comでは「サイト統計情報」など独自のアクセス解析が主流ですが、WordPress.orgではGoogleアナリティクスの設定が一般的です。

移行後は、Googleアナリティクスの「新しいプロパティ」に合わせて、トラッキングコードをテーマのheader.phpや専用プラグインで再設定する必要があります。

また、必要に応じて新しいプロパティIDを作成したり、既存の設定を調整しましょう。

作業内容 ポイント
トラッキングIDの取得 Googleアナリティクスの管理画面からコピー
トラッキングコードの設置 テーマ編集またはプラグイン利用
データ計測開始の確認 リアルタイムレポートで動作確認

サーチコンソールの登録

WordPress.orgの独自ドメインサイトとして、Googleサーチコンソールにサイトを新規登録しましょう。

サーチコンソールに登録することで、検索パフォーマンスの可視化やサイトマップ送信、インデックス状況の確認が可能になります。

サイトの認証には、HTMLファイルのアップロード、メタタグ設置、DNS設定のいずれかを選びます。

WordPress向けのSEO系プラグイン(例:All in One SEO Pack、Yoast SEO)を使うと、認証メタタグの設置が簡単です。

登録後は、サイトマップ送信も忘れずに行いましょう。

不要なプラグインの整理

WordPress.orgの管理画面では、多種多様なプラグインが利用できますが、使わないものは無効化・削除することが大切です。

プラグイン数が多いと、管理が煩雑になったり、互換性トラブルやサイト表示速度の低下につながる場合もあります。

特に移行時は、以下のようなポイントを参考に整理しましょう。

  1. 重複・類似機能のプラグインがないか確認
  2. 使っていないプラグインは無効化
  3. 明らかに不要なものは削除
  4. 今後必要なものだけ最新版を維持

必要なプラグインは最小限にとどめ、安全で快適なサイト運用を心がけることがコツです。

WordPress.comとWordPress.orgの移行によるメリット

リビングのテーブルに置かれたノートパソコンと積み重ねられた本とコーヒーカップ

WordPress.comからWordPress.orgへの移行は、多くのユーザーにとって大きなステップとなります。

移行によって得られる自由度や機能の違いは、サイト運営に大きな影響を与えます。

ここでは、移行することでどのようなメリットがあるのか、具体的にご紹介します。

自由なサイトカスタマイズ

WordPress.orgに移行すると、テーマの編集やデザインの自由度が大幅に広がります。

WordPress.comではテーマやレイアウトのカスタマイズにいくつかの制限がありますが、WordPress.orgではサーバー上のファイルに直接アクセスできるため、HTMLやCSS、PHPを使った高度なカスタマイズが可能です。

  • テーマファイルの編集が自由にできる
  • 独自のデザインを反映しやすい
  • ユーザーごとの細かなニーズにも対応できる

自分だけのオリジナルサイトを作りたい方や細部までこだわりたい方には、大きなメリットとなります。

広告掲載の自由度拡大

WordPress.comでは有料プランを利用しない限り、自分で広告を掲載することができません。

一方、WordPress.orgなら、どんな広告も自由に設定することが可能です。

項目 WordPress.com WordPress.org
アフィリエイト広告 制限あり 自由に掲載可能
Google AdSense 有料プランのみ 無料で掲載可能
独自バナー広告 制限あり 自由に設置可能

このように、自分の収益化戦略に合わせて柔軟に広告を運用できる点が魅力です。

プラグイン導入の幅拡大

WordPress.orgに移行すると、公式ディレクトリに公開されている数万種類のプラグインを自由にインストールできます。

WordPress.comにも一部のプラグイン機能はありますが、使えるものが限定されています。

サイト運営に必要な機能を自分で選び、簡単に追加できるため、将来的な拡張性も抜群です。

例えば、SEO対策、SNS連携、高度なセキュリティ対策、ECサイト化など、思い通りに機能を追加していくことができます。

WordPress.comとWordPress.orgへの移行で知っておくべきポイント

デスクに置かれたノートパソコンで写真編集ソフトを使用しているクリエイティブな作業空間

WordPress.comからWordPress.org、またはその逆に移行を考えている方も少なくありません。

この2つのサービスには大きな違いがあり、それぞれメリットやデメリットがあります。

移行前に把握しておきたい重要なポイントを見ていきましょう。

費用面の違い

WordPress.comは無料プランと有料プランがあります。

無料プランの場合、独自ドメインが使えなかったり、広告が表示されるなどの制約があります。

有料プランにアップグレードすることで、より多くの機能を利用できますが、月額・年額での費用がかかります。

一方、WordPress.orgの場合はソフトウェア自体は無料です。

ただし、自分でレンタルサーバーを契約し、独自ドメインを取得する必要があるため、それらの費用が発生します。

下記の表は両者の代表的な費用面の違いをまとめたものです。

項目 WordPress.com WordPress.org
初期費用 無料〜有料プランの料金 サーバー・ドメイン取得費用
月額費用 プランによる サーバー・ドメイン維持費
追加費用 有料テーマ・プラグインなど テーマ・プラグインの購入費用

管理の手間

WordPress.comは運営会社がシステムのアップデートやセキュリティ管理を代行します。

そのため、サイト運営者が技術的な管理を気にする必要が少なく、初心者でも安心して使えます。

逆にWordPress.orgの場合は、全て自分で管理します。

ソフトウェアやプラグインのアップデート、バックアップ、セキュリティ管理などを定期的に行わなければなりません。

  • システムのアップデート管理
  • セキュリティ対策
  • バックアップの実施
  • プラグインやテーマの管理

こういった作業が発生するため、ある程度Webの知識が必要となります。

サポート体制

WordPress.comでは、有料プランならメール・チャットによるサポートを受けられるのが特徴です。

トラブル発生時や分からないことがあった時にも、運営会社が手厚くサポートしてくれるので安心です。

一方、WordPress.orgはコミュニティが中心となり、フォーラムやドキュメントなどで情報を提供しています。

直接運営元がサポートをする仕組みは基本的にはありませんが、ユーザー同士の交流が活発です。

経験者には便利ですが、サポートが即時に必要な初心者にとっては少し不安が残ることもあります。

WordPress.comからWordPress.orgへの移行を成功させるためのまとめ

デスクに置かれたノートパソコンで写真編集ソフトを使用しているクリエイティブな作業空間

WordPress.comからWordPress.orgへの移行を考えている方にとって、移行作業はややハードルが高いと感じられるかもしれません。

しかし、ポイントを押さえて一つずつ手順を踏むことで、誰でもスムーズに移行することができます。

この記事で紹介したように、データのエクスポートやインポート、パーマリンクなどの設定に注意しつつ作業を進めることで、サイトの引っ越しを安全かつ効率的に行えます。

また、移行前のバックアップをしっかり取ることで、万が一のトラブルにも備えられます。

WordPress.orgではデザインやプラグインの自由度が広がり、自分だけのサイト運営が楽しめます。

移行後はエラーのチェックやリダイレクト設定を忘れずに行いましょう。

今後の運営をより充実させるために、今回の移行経験を活かしてください。