このページでは、WordPressをダウングレードする全手順を画像付きでわかりやすく紹介しています。
何かしらの理由があって旧バージョンのWordPressに戻したい人は、是非参考にしてください。
なお、このページではFTPソフトを使ったWordPressのダウングレード方法を紹介していますが、プラグインを使ったほうが10倍簡単にダウングレードが行えます。
FTP操作に不慣れな方・不安な方は、『WordPressをプラグインでダウングレードする方法』で進めることをおすすめします。
WordPressをダウングレードする全手順
こちらの4ステップでWordPressのダウングレードが完了します。
- WordPressのバックアップをとる
- FTPソフトの準備をする
- 旧バージョンのWordPressをダウロードする
- 旧WordPressバージョンを上書きアップロードする
1つずつ手順を確認していきましょう。
WordPressのバックアップをとる
まずは、現在のWordPressのバックアップをとっておきましょう。
こちらで紹介している手順通りに進めればエラーなどが起こることはありませんが、何かしらの人為的操作ミスなどが起こってしまう可能性も考えられます。
今後のブログ運営のためにもバックアップを作成しておいて損はありませんので、『BackWPupの設定と使い方』を見ながらバックアップを作成してください。
FTPソフトの準備をする
既にFTPソフトが利用可能な方は、この工程を飛ばしてください。
FTPソフトの設定がお済みでない方は、FileZillaというフリーFTPソフトを使ってサーバーとの接続設定を済ませておきます。
FTPソフトの接続設定については『WordPressのFTP設定のやり方全手順』にて詳しく紹介していますので、こちらをご覧ください。
旧バージョンのWordPressをダウロードする
ここまでの事前準備が完了したら、旧バージョンのWordPressをWordPress公式サイトよりダウンロードします。
今回は現時点での最新バージョンであるWordPress5.3.2からWordPress4.9.9にダウングレードしてみたいと思います。
ダウングレードしたい旧バージョンを見つけたら、zipをクリックしてWordPressデータをダウンロードします。
ダウンロードしたzipファイルを解凍後、フォルダの中にあるwp-contentを削除します。
また、もしもこのフォルダの中に以下の2つのファイルもあれば、併せて削除を行います。
- wp-config.php
- .htaccess
この3つのファイルを削除する理由は、現在のデータを保ったままダウングレードするためです。
もしもこのファイルも含めて上書きアップロードしてしまうと、これまでの設定や記事なども全て消えてしまうので確実に削除したか念入りに確認してください。
旧WordPressバージョンを上書きアップロードする
残ったファイルを全てFTPソフトでドラッグ・アンド・ドロップでWordPressに上書きアップロードします。
アップロードする場所はドメイン名>public_htmlです。
アップロード時に「ターゲットファイルは既に存在しています」と表示されますが、このポップアップでは上書き、現在のキューにのみ適用する(c)にチェックを入れ、OKをクリックします。
全てのファイルのアップロードが完了したら、WordPressのバージョンがダウングレードされています。
以上でWordPressのダウングレードが完了です。お疲れさまでした。
FTPソフトよりもプラグインのほうが10倍簡単
ここまでFTPソフトを使ったWordPressのダウングレード方法を見てきましたが、記事冒頭でもお伝えしたとおりFTPソフトよりもプラグインを使ったほうが10倍簡単にWordPressのダウングレードが行なえます。
僕自身もダウングレードが必要となったときはプラグインを使ってダウングレードしていますが、プラグインで古いバージョンに戻したからと言って何かしら不具合が出たこともありません。
このページではFTPソフトでのやり方を解説しましたが、プラグインを使ったほうが簡単でお手軽かと思います。
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